by momojrt020327
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2010年 09月 25日
エルミタージュもすごかったけど、ここはさらにえらいことになってました。 もう豪華絢爛はおえっぷ? まぁ、とりあえず記録ということで・・・・ 「エカテリーナ宮殿」があるのは、サンクトペテルブルグから車で小1時間の旧称「ツァールスコエ・セロー」と呼ばれる地区。現在は「プーシキン区」。 こちらはその名の由来、プーシキン様の銅像。 ロシアって偉人の銅像を建てるのが好きらしい。 街中いたるところにいろんな人の銅像があります。 詩人・作家であったプーシキンはこの国の国民に大変愛されているらしく、モスクワでもサンクトペテルブルグでも「プーシキン」の名のつく通りや広場、レストランなどがたくさんありました。 ドストエフスキーとかはなかったので、彼が最も人気者な気がします。 ガイドのお姉さんに尋ねたところ、プーシキンの言葉の使い方は天才的で今でも素晴らしいと感じるそう。 門からいきなり金ぴかです~ ちなみに、この門から入れるのはガイド付きのツアーだけで、 フリーで来た人は庭園側の裏口からの入場となります。 例によって割高ながら優先的に入場できます。 実はこの記事の1枚目の画像が裏口なのですが、入場を待つ人々の長蛇の列が・・・ 表の全景はこんな感じです この日はとてもお天気が良くて、門から入った正面は生憎と逆光な上、ひどい合成ですすみません(滝汗) とにかく巨大ってことで・・・(^^;) 入り口に置いてある靴カバーを装着。 施設の保護ためですね~ このカバー、空港の手荷物検査場にもありました。靴をスキャンするためです。 ロンドンなどでは靴を脱いでも、そのまま裸足で歩かされるので、ロシアの方が気が利いてます~ さて、階段を登り・・・ 白い壁と赤いカーテンのコントラストが印象的です。 壁には伊万里焼など・・・(^^;) 見事に金ぴか・・・ 純金ではなく、金メッキだそうですが、それにしてもねぇ・・・ ただ、天井画以外はすべて復元されたものだそう。 この宮殿の建物は第二次世界大戦時にドイツ軍による破壊、略奪を受け、 現在の内装はほとんど復元によるもののとのこと。 美術品の多くは疎開させることによって守ることが出来たのだそう。 「騎士の間」 戦争で武勲を立てた貴族をもてなすための部屋 テーブルには当時の食器セットを再現してセッティングがなされていました 宮殿内のあちこちにエカテリーナの名の頭文字が・・・ ”E”じゃなくて、Mに見えますけど・・・? 「白の食堂」 女帝の日常の食堂だそうで・・・・ 「赤の付け柱の間」 「黄金の縦列」 続き間って言うんでしょうか。細長い建物の中で、たくさんのお部屋が続きますが、 部屋をつなぐ扉は一直線上になっていて、ずっと奥まで見渡せます。 「緑の付け柱の間」 赤も緑も半貴石が貼ってあるのだとか。 赤は忘れたけど、緑は翡翠・・・ 右奥のブルーのタイルはペチカ 「肖像画の間」 これは女帝のドレスを復元したもの この後に有名な「琥珀の間」がありました。 が、撮影禁止! 琥珀の間は壁全体に琥珀のモザイクが貼ってある。 金の茶室的なイメージ?ですが、琥珀の落ち着いた色のおかげで重厚な もともとドイツから送られた琥珀のパネルに合わせて、部屋全体を琥珀で覆ったものだったのだが、 第二次世界大戦の時にドイツ軍がそっくり持ち去ってしまった。 24年間かけて復元作業が行われ、2003年に完成しました。 「絵画の間」 順不同でとにかく集めた絵を全部はめ込んだらしい・・・ 「緑の食堂」 - ここで雰囲気がガラリと変わります。 ここまではエリザヴェータ女帝時代のイタリア人の建築家ラストレッリが手がけたものだったのですが、 ここからはエカテリーナ2世がスコットランドの建築家に依頼して増築したものとのこと。 ウェッジウッドが思い浮かんだのですが、まぁ当たらずとも遠からず? エカテリーナはエリザヴェータの造ったバロック様式を嫌っていたとか 「執事の間」 ピンクですが、この方が落ち着きます・・・ この後の部屋は修復中ということで見れなかったのですが、「青の部屋」を見られなかったのは残念・・・ 階段を降りて、回廊へ。 ここには大戦によって荒廃した宮殿の様子、復元の過程、 宮殿に訪れた世界のVIPなどの写真が展示されていました。 ふ~ ようやく宮殿の見学は終了~。 宮殿裏の庭園へ。 ヴェルサイユのような木々が幾何学的に剪定された庭園 これはお風呂だそうで・・・ 湖のように大きな池 奥に島があって、そこには小さな劇場があり・・・ 劇場へ行くための船の船着場・・・ もう笑いしか出ませんでした 巨大な庭園があるのですが、ほんのさわりのみ。 でたっ!光る玉ねぎ!しかも超金ぴか集団! 宮殿の礼拝所だそう。非公開。 エルミタージュだけでも思ったのですが、ここの見学を経てさらに思いが強まったのは・・・ 「こりゃ~、革命起きるわ」 皇帝や一部の特権階級がこんなにも贅沢三昧したために、革命が起き、しかも極端な形で実現してしまったのでした。 * * * * * ところで、宮殿の中や庭園ではウェディング・ドレス姿を何度も見かけました。 ロシアでは結婚式に、名所旧跡で記念撮影するのが慣わしらしく、モスクワのクレムリンやサンクトペテルブルグの有名な教会とか寺院周辺でも見ました・・・ ここは特に人気スポットのようで、宮殿の周辺にはそれらしき車がいっぱい 飾り立てているので、一目でわかります。 普通の車に飾りがついてるのもあるのですが、圧倒的にストレッチ・リムジンが多い! あっちにも こっちにも! ストレッチ車の博覧会のようでした。 ロシアの結婚式はど派手なものらしいです。 結局ロシア人の本質は今も変わらず成金趣味のようです。
by momojrt020327
| 2010-09-25 22:58
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Comments(4)
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かなやん
at 2010-10-06 16:43
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いやぁ~
友人はサンクトペテルブルグ出身ですが、こんなところだったんですね…。確かに美しいですが、「ぷはぁ~。もうおなかいっぱい」って位のきらびやかさですね~。
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momojrt020327 at 2010-10-07 09:28
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そよかぜ
at 2010-10-12 00:15
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いや~。船着き場って劇場かと思いましたよ。
それにしてもすごいですね~。エカテリーナってかわいそうな人かと思っていたのですが…全然そんなことないですねえ。 街はパリとベニスを足して2で割ったような…ってとっても素敵じゃない?お写真ないですか??? ロシア→極寒→夜が長くて暗い街 かと思っていました。 勝手な先入観って怖いわ。 日本って貧しく見えるのかしらん?
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momojrt020327 at 2010-10-12 22:04
■そよ風さん、
この宮殿も、エカテリーナ1世の名を冠しているものの、こんなにゴージャスにしちゃったのは娘のエリザヴェータだそうです。 エカテリーナ2世はこれが嫌で最後の方の雰囲気の違うお部屋を作ったそう。 急速に豊かになっているロシアは、社会主義革命時代に失われた歴史的遺産を取り戻そうとしているみたい。 日本は・・・清貧を重んじる国だったからね(笑) 敗戦国だし。
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