by momojrt020327
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2012年 06月 09日
ランスロ・ロワイエの訪問の後、エペルネに戻ってランチ。
ツアーはこの後、ランスの観光~パリ~帰途につきますが、私はこの後、一人シャンパーニュに残ってさらに2泊3日を過ごします! ランチの後、皆様にお別れして、一人荷物を抱えてレンタカー屋さんへと向かいました。 レンタカー?? そうなんです、レンタカーで移動しようという企画・・・ この後宿泊するホテルはいずれも郊外の村・・・畑の中にあるホテルなのです。畑を走り回るってのも良いかな~なんて、思いついてレンタカーを手配していたのですが・・・ ところで、ヨーロッパってなぜか未だにマニュアル車が主流らしいのです・・・。もうかれこれ5年前?にシャンパーニュを訪れたとき、友人がそう教えてくれたのですが、それは現在に至ってもまだ変わっていない!!探しても探しても、マニュアル車しかないのです!!(除、高級車(笑)) 免許取って以来のマニュアル車・・・ 車を借りる手続きの時に、「ほんとにオートマ車ないの?」と聞いてみたら、受付のおねーちゃんが「ない」との返事。「免許持ってるんでしょ?」。 いや、持ってるんだけど、もう長い間マニュアル車を運転してないというと、「練習していく?」と教官よろしく、隣に座ってくれて、「回転速度がここまで上がったら、クラッチをあげて・・・」とご指導いただき、近所を1周、2周 ・・・ 大丈夫そうね?いえいえ、自分だけでもう1周。うん、なんとかなるかも。じゃーね!と出ようとしたら、エンストしまくり!出られない~(涙) お姉さん、「I call my manager」とオートマ車を探そうとしてくれたけど、ここでなんとか出られた・・・ので、ええい!もう行く!と「がんばるわっ!じゃーね!」と無理矢理出発・・・ 街を抜けるのにやや四苦八苦したけど、立ち往生することなく、無事脱出。田舎道に入ればまぁどうにか・・・ もう胃が痛いとか言ってる場合じゃありませんでしたけどね! ということで、命からがらホテルに辿りつきました~!奇跡! そんなにまでして来たかったホテルとは・・・・ 小さなシャトー・ホテル、Hôtel Restaurant Les Avisés。 かの、ジャック・セロスが1年前にオープンしたというホテルなのです!! 醸造所が隣接!! きゃ~!! 1階の廊下。 2階の廊下。 お部屋は2階だったのですが、エレベーターがなくって、ポーターもいなくて、マダムがうんうん言いながら私のくそ重いスーツケースを運んでくれました・・・(滝汗)。このレセプションのマダムこそ、セロス夫人ですよ!! ぎょえ~。どうせ1泊しかしないんだから、1泊セットで来るべきだった・・・大失敗・・・ お部屋はわずかに10室。それぞれのお部屋は番号ではなく、いろんな国の言葉で「乾杯」の名前がつけられています。私のお部屋は「Kampai」。 HPのオンライン予約時にお部屋が選べます) ほんとに液体が入っていたのですが、中身は本物・・・???V.O.飲んでみたいな~ お部屋はシックでモダン。 もうぐったり疲れていたので、この素敵なお部屋で夕食までこのまま休んでいよう・・・と思ったのですが、午後5時とは言え外はまだまだ明るいし・・・ 一休みした後、ホテルのお庭にでも出るかなと、マダムに「この辺お散歩して良い?」と聞くと、「自転車をお貸ししましょうか?」と。地図を広げて、「この道路を行って、畑の中を走ると良いわよ!」とのお言葉。よっしゃ、行ってみるか。 マダムのご案内で自転車置き場に行くと・・・ 「セラーはお見せできないの」と言われましたが、いやもう十分でございます・・・! さて、サイクリングに出発! 少し走れば、メゾンに当たる・・・ 「クリスチャン・ブルモー Christian Bourmault」 一応日本に入ってきてるみたいですが、とても小さなRM。 角を曲がれば、「シモン・セロス」・・・ 現在のジャック・セロスの当主アンセルムさんの従兄弟のメゾン。 ルート・ツーリスティック・デュ・シャンパーニュ… シャンパン街道♪ この道を行けばいいのね! わーい、畑-!! おっと、これはなんだか見覚えのある・・・! 「フランク・ボンヴィル」・・・ 昨晩みんなで食事の前にテラスで頂いたやつだっ! 後で、写真で確認してみると、「Grand Cru Avize Blanc de Blancs」とラベルに書いてあった~!!(ボケボケ写真ですみません><) や~ん、なんか感動~! おおお!ヴーヴ・クリコのラ・グランダム! 自転車はきままにストップ&ゴーが出来て良いね~♪ パイパー・エイドシック! メゾンはランスの街中にあるので、ここは醸造所かな?? アグラパール・・・? 後ろに-PAQUETとついているので、Agrapart & Filsとは別もののようです… が、ちょっと調べてもよくわかりません。 もうちょっと走ってメニル・シュル・オジェに入ったところで、畑の中をちょっと走ってみました。 ふと見れば・・・ あら、ビルカール・サルモン♪ 「S」だけど、サロンとは違う・・・見たことのないS・・・ サンジェSangerというところのでした。多分日本には入ってないよう。 ホテルに戻って入り口に入ると、マダムはお電話中で、カウンターの前に立って何か調べ物をしている背の高い男性は・・・ わぁぁぁ、アンセルムさん!! どぎまぎしながら、チャリの鍵を差し出すと、「アリガトウゴザイマス(←ほんとに日本語)」とにっこり。 うわ~~~~~~~~~~!!あまりに急なことで、写真撮ってくださいとか言えなかった~~~~~!!私の意気地なしぃぃぃ~~~~!! アンセルムさんの手は、農作業をしている人の指でした・・・ * * * * * * お部屋でしばらく休憩して、お食事!このホテルの自慢の一つはお料理とのことなので、楽しみにしていました!! 団体さんが入っていたので、真ん中にテーブルが寄せられていますが、多分普段はもう少しゆったりしてるのでは? あぁ、そういえば、この時セロス家のわんこ、ジャック・ラッセルのウーバーちゃんがとことこお出ましになったのに…!かなり自由な感じで厨房に出入りしてました。ごはんもらったのかな?? しかし、これまた急なお出ましで、写真を撮れず・・・>< ワインリストはかなり充実していて、安い! シャンパンはほぼ日本の楽天最安値!(エグリ・ウーリエのスタンダードが75€とか) ちなみにセロスのシャンパンは予約しないと開けてもらえないそう(生産量が少ないから。ちなみにホテルでもボトルの販売はしてくれません!)。 一人だったので、もともとセロスのボトルの予約はしてませんでした(笑) 体調もあったので、控えめにシャンパンと赤をグラスで1杯ずついただくに止めました・・・ でも、おいしく感じたので、大分回復してきた模様!!
by momojrt020327
| 2012-06-09 23:50
| Others
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Comments(2)
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Madame サッチーナ
at 2013-02-15 00:34
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ジャックセロスのオーベルジュに泊まってみたいな〜と先週パリでワイン会でご本人にお会いした友人と話していたばかりで、なんとナネット検索でこちらにお邪魔致しました。
ランスからは、レンタカー以外に良い方法はありませんか? タクシーやバスなどでの移動は無理でしょうか? ランスは以前行きましたが、GWはパリですのでこちらへ行くだけ のためにランスへ行く価値は有りそうですね 引き続きブログ拝読させて頂きます。
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momojrt020327 at 2013-02-26 23:07
■madame サッチーナさん、
返信遅くなりまして、大変申し訳ございません。 ランスからだと、タクシーではちょっと料金がかさみますので、エペルネまで電車で移動された上、タクシーが良いかと思います。 ランスも色々なハウスがあって楽しいですが、畑をめぐるのもオススメです!
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